お別れの会:葬儀場案内帳

葬儀の形式の変化・お別れの会の一般化

葬儀については、家族や近親の者で執り行い、火葬まで済ませた後に、あらためて取り行うのがお別れの会です。個人にゆかりのある人、例えば、縁故者、友人、知人、所属する団体の関係者などが参列します。文字が示す通り告別が中心であり、自由なスタイルで行われます。

これは近年、増えてきている告別の方法であり、有名芸能人の葬儀においても、執り行われている様子がテレビ放映などされています。別名として偲ぶ会、送る会などと呼称する場合もあります。芸能人などの有名人に限らず一般の間にも、お別れの会は広まってきています。

葬儀そのものはプライベートな式であると認識が広まってきていることが背景にあります。個人レベルでもお葬式が密葬化してきているということです。近親者のみで行う少人数での式という位置付けです。個人が属していた会社、団体など社会的な関係のあった方たちとの告別を目的として行われるといった一面もあります。

葬儀のお別れ会に関するポイント

お別れの会とは通常の葬儀とは別に故人を偲ぶために開かれる会です。テレビなどで有名人を偲ぶ会の報道がありますが、あれがまさにお別れの会です。厳かな中で行われるお葬式やお通夜とは異なり、昔の映像を振り返ったり、故人の話で盛り上がったり出来るので和やかな会になることが多いです。

昨今では葬儀社に依頼をすればお別れ会まで計画してくれます。もし、希望の会場がある場合も葬儀社に伝えておくことをオススメします。故人に関する写真や動画がある時はスクリーンのある会場を選ぶと表示させることが出来ます。

多くのケースで料理を用意することになるのですが、人数が多い場合は立食形式がぴったりです。それほど大きなスペースでなくても、全員が好きな物を選んで食べることが出来ます。省スペースの会場なら費用も抑えられることになるのでよく利用されています。


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