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身だしなみや髪型などのマナーに関して

葬儀に参列する時にどのような髪型にしたり、身だしなみにはどのような配慮が必要なのかどうかというのはあまり知られていません。葬儀というのは失礼があっては絶対にいけない場なので、良い悪いははっきりしています。

特に女性はヘアメイクに関しては気を使わなくてはいけません。例えば、焼香などの際に邪魔にならないように長い髪であればしっかりとまとめておくようにしなくてはいけませんし、耳より下の位置でまとめるようにすることが決められています。

また、メイクはナチュラルなものにし、口元は赤や濃い色のものは避けて、できれば薄めの色でリップグロスだけというような配慮が必要です。チークは塗らないようにしてください。そして、ナチュラルが良いとされていても葬儀というのは正装をする場所なので、全くメイクをしない状態ということも避けるべきです。

葬儀に参列できない場合の対応に関して

親しい人や親戚が亡くなった場合、できる限り通夜や告別式に参列したいと思うものですが、どうしても都合がつかなくて参列できないという場合も当然あります。その際、失礼のないような対応をする必要があります。訃報を聞いた時にすでに参列が無理だという場合はすぐに返事をすることがマナーです。

その際、理由は簡潔に話すようにしてください。そして、弔電を打つようにするとなおさら失礼がありません。最近ではインターネットからも弔電を打つことができるので手軽です。また、弔電ではなくて話すや香典を送るという方法でも失礼はありません。

時間的にどれもできないという場合であれば、葬儀も全て終わった後に直接弔問することも良いです。どのような方法であっても、まず先に遺族の気持ちを考えながら行動するようにすると失礼のない対応ができます。

心のこもった家族葬にするため配慮する事

従来の形式に問われない新しい形の葬儀を選択する人が増えてきています。その中の一つに「家族葬」があります。家族等の近親者だけでゆっくりとお別れの時間を持つ事が出来るため、心のこもった葬儀が出来ると好評であり、最近の葬儀の主流になってきています。

しかし、家族葬を行う場合、葬儀に参加しない人への配慮も忘れてはいけない部分です。故人と親しかった人が十分に偲ぶ時間を持て、形式にとらわれない所が魅力的な家族葬ですが、社会的な浸透はまだまだ不十分です。家族葬を終えた後、葬儀に参加しなかった人に対し、あいさつ状などの通知を出し、家族葬を行った事を知らせる事が大切です。

その際、故人の遺志を尊重し家族葬を行った事、個人が生前お世話になった事に対して感謝の気持ちを伝える事が出来れば、その方らしい最高の葬儀にする事が出来ます。場合によっては、それぞれの方の立場を考えて、お別れ会のようなものを行うと円満に故人を送る事ができます。


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